毎日の更新ができなくなった途端に二週間近くサボる形になってしまいました。毎日ブログを更新されている方は本当にすごいですね。頭が下がります。
久々の投稿で、いきなりマニアックですが、Mickey Mantleのお墓です。Dallasの近くのSparkman hillcrestに眠っていることが分かったので、お参りに行ってきました。Texasは車社会でタクシーはほとんど走っていませんが、今回はUberのおかげで行くことができました。Uberさまさまです。お墓を自分で探さなければならない場合に備えて、画像検索をかけていたのですが、どうも壁にかけたプレートしか出てこないので変だなあと思っていましたが、現地に行って謎が解けました。
立派な高級墓地で、入り口を入ってすぐのところに受付があったので、ミッキー・マントルのお墓詣りをしたい旨伝えると、mausoleumの中にあるよと教えていただけました。mausoleumは日本語に訳すと霊廟です。霊廟?日本でも入ったことがないし、イメージ沸かないまま、教えられたmausoleumの扉を開き、中に入ると。。。
このように壁にお名前の書かれたプレートがあり、お花やご家族の写真やCDなど故人のお好きだったものなどが備えられています。日本だと家庭にある仏壇のような祀り方ですね。恐る恐る入りましたが、このmausoleumなる建物、天井が高く、なんとも静謐な感じがして、そこにいるだけで心が洗われるような気持ちになりました。我ながら単純ですが、天国を感じるような場所でした。
こちらがMickey Mantleのお墓です。さすがYankeesのスーパースター。霊廟の角地、一番いい場所を大きく抑えられています。
オクラホマ出身で、ニューヨークで活躍したMickey Mantleですが、晩年はTexasで過ごしたんですね。1995年に64歳の若さでお亡くなりになっています。
お参りをしていたら、年配のご婦人に話しかけられました。ご主人がMickey Mantleのお友達だったとのこと、とっても素敵な方でゴルフもうまかったと教えていただけました。そりゃ、ゴルフうまいでしょうね。そのご主人のプレートもすぐ近くにあったのでお参りさせていただきました。
アメリカでは裕福な方は大きな墓石のお墓を建てるイメージだったのですが、この霊廟はとても新鮮でした。私に話しかけてくださったご婦人のような高齢のご遺族にとっては、強い日差しや雨も気にせず、お参りできるので快適なんだと思います。私が帰る時に、ご婦人のお友達の女性が来られて、世間話が始まったので、あるいは毎日涼んで、お友達とお話する場なのかもしれません。
アメリカは土葬なんだと思っていましたが、このような祀り方もあるのですね。霊廟なるものなかなかよきものでした。