クリーブランドで一番有名な観光ポイントはこちらでしょうか。
ロックンロール殿堂 Hall of Fame Rock & Rollです。
ニューヨークでも、ロサンゼルスでも、ナッシュビルでもなく、なぜクリーブランドにロックの殿堂があるかというと、クリーブランドのDJアラン・フリードが、リズム&ブルースなどの黒人の音楽をラジオで流す際に、ロック・アンド・ロール(黒人の間で既に使われていた言葉)という言葉を何度も使ったことで、ロックが流行し、言葉も一般的になったからです。
洋楽はあまり詳しくありませんが、前回来た時と展示内容はかなり変わっていたようなので、何度も訪れる価値はありそうです。
ジミー・ヘンドリックスのギター
エルビスの衣装
新しいところではテイラー・スイフトの衣装
この展示が一番好きです。プリンスが名前をあの記号に変えた時に、マスコミに送った
あの記号のフォントが入ったフロッピー・ディスク
毎年何人か新たに殿堂入りしており、2019年はジャネット・ジャクソンなど7人です。
最新の投票結果もビデオで流されていましたが、これはなかなか大変です。ロックではないけど、ドリー・パートン(たまたまこの間映画ベイビー・ドライバー見ていたら、名前が出てきました)で46位。
シンディ・ローパーですら、まだ殿堂入りしておらず59位。やはりロックではないとはいえ、カントリーロードのジョン・デンバーでも54位。
日本にもこういうものがあるといいなあと思います。石原裕次郎記念館が、ファンの高齢化に伴う入場者数の減少で閉館(1991~2017)になったり、やはり入場者が減少した結果、ジョン・レノン・ミュージアムがライセンス切れとともに10年で閉館(2001~2010)したことを考えると、発展的なポップカルチャーの常設展示は羨ましい限りです。演歌、ロック、アイドルまで幅広く日本音楽に関する展示があっても面白いと思うんですけどね。