アメリカ野球紀行

MLBのボールパーク、歴史を中心に紹介していきます。

ディマジオ56試合連続安打の地 リーグ・パーク(League Park)

ルー・ブードロー像の記事で触れた、ジョー・ディマジオが56試合連続安打を放ったリーグ・パーク(跡地)です。

beautifulballparks.hatenablog.com

 

ホームから三塁側の煉瓦壁が残っているので、壊されないうちにと思い10年程前に一度訪れています。

f:id:Beautifulballparks:20200523231224j:plain

 

しかし、数年前、壊されるどころか野球場として整備された上、博物館も併設されたのです。ただし、週に一日か二日しか開けておらず、私のスケジュールとは合わないと思いつつ、外からだけでもと見に行ってみました。

f:id:Beautifulballparks:20200523231503j:plain

ところが、なんと球場のフェンスなどが工事中で、立ち会うために博物館の方も中にいらっしゃったので、展示も見せていただくことができました。展示の写真は明日掲載します。

f:id:Beautifulballparks:20200523231703j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200524171549j:plain

【利用期間】1891年~1946年

 

【歴史とトピックス】

こけら落としは1891年5月1日Cleveland Spidersのサイ・ヤングが最初にマウンドに上がった投手。Cincinati Redsに12-3で勝利。MLB最多511勝を挙げたサイ・ヤングは1890年Cleveland Spidersでデビューし、この年は2年目。

1892年10月17,18,19日 初めての1年2シーズン制。前期優勝のBoston Beaneaters(Atlanta Bravesの前身)と後期優勝Spidersが優勝決定戦を行い、Bostonが優勝。

1895年10月2,3,4日。ワールドシリーズの前身のTemple Cup(1894~97)開催。SpidersがBaltimore Oriolesに勝利。

1901年から Cleveland Bluebirds(Indiansの前身)が本拠地として利用。SpidersのオーナーはセントルイスのBrownsを買収し、いい選手をBrownsに送り込んだ。Spidersは弱体化し1899年に20勝134敗のMLB最多敗戦を記録し、解散。

1907年10月7日 アマチュアチームの女性投手アルタ・ワイス(Alta Weiss) デビュー

https://en.wikipedia.org/wiki/Alta_Weiss

f:id:Beautifulballparks:20200524161003p:plain

1908年10月2日 アディー・ジョス(Addie Joss)対Whitesox戦で1904年のサイ・ヤング(Boston Americans)以来史上4人目の完全試合

1909年オフに鉄筋コンクリート2階建てに改装。観客9,000人から21,000人に。

1920年10月5日ワールド・シリーズ第5戦

エルマー・スミス(Elmer Smith)ワールドシリーズ史上初の満塁ホームラン

ビル・ワムスガンズ(Bill Wambsganss)が一人でトリプルプレー

同年10月12日 IndiansがBrooklyn Dodgersを破り、初のワールドシリーズ優勝。

1929年8月11日 ベーブ・ルースMLB初の500号ホームラン。投手ウィリス・ハドリン(Willis Hudlin)

1941年7月16日ジョー・ディマジオが連続試合安打を56試合まで更新。(3安打)

1945年 Cleveland Buckeyesニグロリーグ・ワールド・シリーズ制覇。

1946年9月21日 IndiansがLeague Parkでの最終戦でTigersに3-5で敗れる。

 

今は人工芝の野球場に生まれ変わりました。

f:id:Beautifulballparks:20200524164423j:plain

 

f:id:Beautifulballparks:20200524164509j:plain

サイ・ヤングもここで投げた

f:id:Beautifulballparks:20200524164644j:plain

ベーブルースの打球がここを超えた。

 

壁の裏にはクリーブランドアフリカン・アメリカンの画家ジェローム・T・ホワイトにより描かれた、League Parkにゆかりのある野球選手の絵が飾られています。

https://www.blackartdepot.com/blogs/news/15139037-the-arches-of-tradition-by-jerome-t-white

左からサイ・ヤング、クウィンシー・トラウペ(Quincy Trouppe/Buckeyesの捕手)、ビル・ワンビー(ワムスガンズ)(Bill Wamby(Wambsganss))

f:id:Beautifulballparks:20200524164724j:plain

 

左からボブ・フェラー、ジェローム・T・ホワイト(Jerome T White)

f:id:Beautifulballparks:20200524170815j:plain

 

左からサッチェル・ペイジ、ベーブ・ルース

f:id:Beautifulballparks:20200524171138j:plain

 

左からエルマー・スミス、トリス・スピーカー

f:id:Beautifulballparks:20200524170841j:plain

 

f:id:Beautifulballparks:20200524171332j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200524171406j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200524171428j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200524171457j:plain

 

 

 

2019オールスター・バナー

長々とクリーブランド・インディアンズについて書きながら、すっかり忘れていたのですが2019年はクリーブランドオールスターゲームが開催されたのでした。

昨年の旅行にクリーブランドを組み込んだのは、強いチームを見ておきたいというのもありましたが、オールスターゲームの余韻を感じつつ、グッズのセールにも期待していたからでもありました。

f:id:Beautifulballparks:20200521183405j:plain

 

MLBのオールスターは年に一回なので、現在30球団ある中では30年に一回しか開催できないことになります。年に2,3試合の開催のため、4,5年に一度は開催できる日本のオールスターと違い、街を上げてのお祭りになるわけですね。

f:id:Beautifulballparks:20200521183548j:plain

しかし。。。クリーブランドには余韻があまり残っていませんでした。グッズもほとんど売られていませんでした。今はwebでの販売がメインになっているからでしょうか、球場に在庫が残ることはないのですね。それはそれでいいことだとは思いつつも、少し寂しかったです。

f:id:Beautifulballparks:20200521183627j:plain

目立つ大きさではありませんが、ボールパークの周りにバナーは張られておりました。

f:id:Beautifulballparks:20200521183703j:plain

 

これは球場内。上はビーバー投手のオールスターゲーム プラクティスユニフォームですね。下のユニフォームには出場した選手のサインが書かれていますね。

f:id:Beautifulballparks:20200526202900j:plain

 

 

地球の歩き方 B01 アメリカ 2019-2020

地球の歩き方 B01 アメリカ 2019-2020

  • 発売日: 2019/01/31
  • メディア: Kindle
 

 

フランシスコ・リンドーア(Francisco Lindor)

昨年、旅行のスケジュールを固め、クリーブランドに行こうと決めた時点で一番見たかったのは、トレバー・バウアーとフランシスコ・リンドア(Francisco Lindor)だったのですが、バウアーは7月末にCincinati Redsにトレードに出されてしまいました。夏にアメリカに行く場合に、トレードで選手が動くのは仕方がないことです。2日しかないので、先発のバウアーを見られるかはもともと分からないんですけどね。トレードの結果ヤシエル・プイグを見ることはできたし。。。(書いていると、まだ未練が。。。)

f:id:Beautifulballparks:20200526172543j:plain

さて、フランシスコ・リンドアです。

最近の記事で、25歳のシーズンまでに、リンドーア以上の成績を挙げた遊撃手はカル・リプケンアレックス・ロドリゲスのみであり、殿堂入りが期待されるというものがありました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8ea3ad79d49d1ed8c217656918011779aa7db314

期待されながら若い頃の成績を維持できない選手も多いので油断はできませんが、このまま順調に数字を積み重ねてほしいです。

f:id:Beautifulballparks:20200526172621j:plain

ホームランを2年目の2016年15本から、3年目には33本塁打へと一気に倍増し、以降38本、33本と好守のイメージだけでなく、長打も打てる選手になり、スターダムを駆け上がりました。盗塁は18年の25個が最高ですが、長打が増えても盗塁への意欲が失われていないのもよいところです。

 

ファンウィークではMr.Smileというニックネームをユニフォームにつけるだけあり、いつも実に楽しそうにプレイしています。

f:id:Beautifulballparks:20200526172707j:plain

 

同じプエルトリコ出身のサンディー・アロマーコーチとも談笑。f:id:Beautifulballparks:20200526172731j:plain

 

試合開始直前には、投手のロージンバッグ触ってました。

f:id:Beautifulballparks:20200526172940j:plain

 

投手交代の時に内野で集まっている姿からも、若きリーダーとしてチームを引っ張っていることが分かります。しかし、インディアンズとしてはFAで引き留められる可能性も低く、トレードの可能性も濃厚と伝えられています。ワールドシリーズのチャンピオンリングを手にしていれば状況は違っていたのでしょうか。

f:id:Beautifulballparks:20200526175114j:plain

 

シュアな打撃

f:id:Beautifulballparks:20200526173040j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200526174159j:plain

 

走る気満々 クラシックスタイルのストッキングを上げて履くスタイルもいい。

f:id:Beautifulballparks:20200526174235j:plain

 

走った!

f:id:Beautifulballparks:20200526174329j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200526174347j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200526174413j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200526174442j:plain

 

 

 

自由の女神 インディアンズバージョン

インディアンズカラーとロゴに包まれた自由の女神が、Progressive Field前のTavernに立っていました。

f:id:Beautifulballparks:20200520172739j:plain

これは2008年に先代のヤンキースタジアムオールスターゲームが開かれた際に、ニューヨークのあちこちに各球団柄の自由の女神が設置された(カウパレードみたいなもの)うちの一体ですね。球団によっては、引き取って本拠地に飾っているところもあります。一部オークションに出されましたが、これはこのお店が買ったのでしょう。ファンもいつでも見れるのでいいですね。腕がないのが悲しいなと思ったら、お店が開いている時間にはちゃんとついていました。お店を閉めている時間は、大事にしまっているのですね。汚れもなく、大事にされていますね。

この変わりカウパレードは2008年に始まり、恐らく2014年のミネソタ(スヌーピーなど漫画Peanutsのキャラクター)を最後に終わっていると思います。面白い企画だし、格好いいんですけどね。

 

 

夜は松明を掲げています。

好きですね。このデザイン。

 

f:id:Beautifulballparks:20200520174328j:plain

 

レゴ(LEGO)アーキテクチャー 自由の女神 21042

レゴ(LEGO)アーキテクチャー 自由の女神 21042

  • 発売日: 2018/06/01
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

インディアンズ殿堂

Progressive Field内にIndians Hall of Hame(インディアンズ殿堂)が設置されています。

f:id:Beautifulballparks:20200520162655j:plain

真ん中にはフランク・ロビンソン(Frank Robinson)氏の銅像が建っています。選手生活晩年の74年から76年にかけてIndiansでプレーし、また75年からは選手兼監督として77年途中までチームを指揮し、アフリカン・アメリカン初のMLB監督となりました。監督としてラインナップカードを渡す姿の銅像は珍しいですが、人種の壁を破った姿を銅像にするのはいいですね。銅像が建てられたのは2017年5月、2019年2月にお亡くなりになっています。

f:id:Beautifulballparks:20200520164110j:plain

 

柱にプレートが設置されています。さすがに伝統のある球団、多士済々です。基準が厳しいのか、ジム・トーミ以外には90年代以降の選手がいません。トリス・スピーカーやサッチェル・ペイジの銅像も建てると、訪れるファンは喜ぶと思います。銅像は少しずつ増えているので、これからに期待したいと思います。

f:id:Beautifulballparks:20200520164128j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200520164153j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200520170833j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200520170850j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200520170909j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200520170927j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200520170948j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200520171007j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200520171030j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200520171112j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200520171134j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200520171159j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200520171227j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200520171313j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200520171336j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200520171356j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200520171416j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200520171527j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200520171546j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200520171609j:plain

 

 

Indians 7 - Tigers 0 (2019/9/19)

19年9月19日の試合です。

f:id:Beautifulballparks:20200519205348j:plain

この日は入り口の荷物検査で望遠レンズ(長さ20センチ)がひっかかってしまい、カメラを使わないことを条件に通過させてもらったので、スマホでしか写真を撮っていません。写真撮らないのも、それはそれで楽なんですけどね。後で考えたら、ホテルは近くだったので、レンズ置きに戻ればよかったです。

911テロの後は荷物持ち込み禁止になる球場もあったようですが、その後元に戻り、なぜか近年荷物の持ち込みについては、年々厳しくなっています。デイバック禁止のボールパークも増えています。私の望遠レンズはそこまで気合入ったものではないので、これまで見逃されていましたが、確かに規定からするとアウトなんですよね。

 

夕方のボールパークは美しいですね。これはグラウンドと反対側ですが、夕陽を見に行きました。

f:id:Beautifulballparks:20200519205500j:plain

 

https://www.baseball-reference.com/boxes/CLE/CLE201909190.shtml

f:id:Beautifulballparks:20200519210439p:plain

f:id:Beautifulballparks:20200519210509p:plain

f:id:Beautifulballparks:20200519211453j:plain

Indians 強力投手陣の一角マイク・クレビンジャーと、Tigersのエースにと期待されながら伸び悩むダニエル・ノリスが両先発。クレビンジャー貫禄の6回6三振無失点で12勝目。24歳フランミル・レイエスに35号ホームランも出てIndiansが7-0と余裕の勝利。Indiansは8月半ばに首位に立ちながら、その後じりじりと後退。この日終了時点で首位Cardinalsと4ゲーム差はともかく、ワイルドカード争いでBreweresと1ゲーム差でしたが、残り試合を3勝6敗でポストシーズン進出ならずでした。いいチームなんですけど、難しいですね

f:id:Beautifulballparks:20200519211833j:plain

クレビンジャー VS ミゲル・カブレラ

前日は内野のいい席だったので、この日は最上階の安い席です。でも、この位置は試合も見やすくて好きな位置です。

席によって客層も異なっていて、私の前の二人組は試合中は球場内でテレビでも見ながら酒飲んでいるのか、たまにしか席にいませんでした。でも、Take me out to the ball gameではまじめにワン、ツー、スリーと手を動かしていました。ガラガラの球場と、酔っ払いのヤジ。まさに映画メジャーリーグに描かれた街なんだなと実感します。ただ、近年のIndiansは強くていいチームなので、もっとお客さん入ってほしい。

f:id:Beautifulballparks:20200519212309j:plain

借景に使われている高層ビルは、夜になるとまた一段と美しいです。野球と関係ないですが、日本ももっと格好いいビルをたくさん建ててほしいものです。

f:id:Beautifulballparks:20200519212931j:plain

Indiansの勝利を祝う花火

f:id:Beautifulballparks:20200519212704j:plain



 

 

メジャーリーグ [DVD]

メジャーリーグ [DVD]

  • 発売日: 2004/03/05
  • メディア: エレクトロニクス
 

 



Eat Mor Chikin Cow

プログレッシブ・フィールドでの試合前にEat Mor Chikin Cowに会うことができました。

私がアイコンに使っているウシくんなのですが、Chick-fil-Aというチキンサンドのファストフードチェーンのキャラクターです。

 

公式サイトによると、1995年に誕生したようですね。

https://thechickenwire.chick-fil-a.com/inside-chick-fil-a/20-years-of-cows

f:id:Beautifulballparks:20200518205030p:plain


アメリカで見かける度に写真を写しているので、このブログの中でおいおい紹介していきます。(カテゴリーも作りました。)

 

牛肉を食べないで!鶏肉を食べよう!と訴えているウシくんという設定ですね。ウシなので、つづりが間違っています。数年前はFacebookにいろいろとくだらない動画も流してくれていました。看板に商品を載せるでもなく、「チキン食べよう」と必死に書くウシというバカバカしさがたまらなく好きです。

 

さて、この日、Chick-fil-AというKFCのようなファストフードは、試合前にトラックの中でハンバーガーを調理して、無料で配っているのでした。球場内の食べ物の売上に影響すると思うんだけど。。。

f:id:Beautifulballparks:20200518205230j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200518205332j:plain

トラック写すときに、中のお姉さんが気づいて、笑ってくれました。

f:id:Beautifulballparks:20200518205401j:plain

この日はスポンサーデーなのか、試合前にもウシ君はグラウンドに出てきていました。ダブルプレー取ったら、ハンバーガープレゼントの企画も試合中に発表。

尚、IndiansにはSliderというマスコットがいるのですが、ほとんど見かけませんでした。写真も取り損なったほどで、こんなに仕事しないマスコットは珍しい。

f:id:Beautifulballparks:20200518210124j:plain

f:id:Beautifulballparks:20200518205740j:plain

また、イニングの間に「Eat Mor Chikin Cowを探せ」というゲームもやっていました。場内に隠れたウシ君を小さな女の子がカメラでキャッチすると、プレゼントがもらえるという企画です。

f:id:Beautifulballparks:20200518205539j:plain

 

見事に発見!周りのお客さんは、ここにいるよ!とアピール。無事に見つかると大喜び。アメリカのこういう明るさが好きです。f:id:Beautifulballparks:20200518205607j:plain

 

 

Covert Cows and Chick-fil-a: How Faith, Cows, and Chicken Built an Iconic Brand

Covert Cows and Chick-fil-a: How Faith, Cows, and Chicken Built an Iconic Brand

  • 作者:Robinson, Steve
  • 発売日: 2020/08/25
  • メディア: ペーパーバック